【ご挨拶】
「南相馬フェス」とは、鹿島球場でいつか野外ライブフェスを開催したいという想いから立ち上げたフェスです。私は東日本大震災を機に南相馬に出会い、この地の子どもたちと東京の子どもたちを繋ぎ合わせながら活動を10年続け、この土地の風土や人柄、年中行事などに心惹かれ、2016年に移住を決めました。
その土地の良さ、美しさ、潔さ、強さ、そして、たおやかさ。特に「鹿島地域」には、南相馬らしい“たおやかさ”が、しっかりと残っています。人間らしい純粋さ、素朴さ。それらを今一度見直して、ここに暮らす人々と、外からやってくる刺激がうまく融合して、新しい文化を作り出せるのではないか…。
「鹿島球場」には震災の大きな傷跡があります。彼の地を癒し、鎮魂の意味を持つ野外ライブイベントを、いつか開催したい…
そんな願いをここからたくさんの方々と一緒に作り上げ、みなさんとひとつひとつ形にしていきたいと思います。
「ここからはじまる 新たなストーリー」みなさんの愛を重ね合わせて、楽しい1日をお過ごしください。
南相馬フェス実行委員長 狩野 菜穂